8日も〝朝練〟 昨年の5月以来、久しぶりに北浦和へ行った、「あけぼの」は双頭1030号機の牽引で約1時間遅れという。乗客の方々には甚だ失礼だが、この「1時間」程度の遅れというのは撮影する側としては都合が良い。2時間半~4時間も遅れるとせっかくの着雪も溶け始め、アイスクリームを口の周りにベタベタと付けた子どものような形相になるが、1時間程度の遅れだとまだ気温が上がらず雪も凍結しているから、まだ機関車顔も弛緩していない。
とは言え、この日撮った写真はアップできるようなものではない。久々の北浦和、太陽の上がり具合を計算できず、機関車の一部だけにしか日が当たらないという誤算が生じた。編成側面はホワイトバランスが曇天、機関車正面の一部は太陽光という厳しい状況だった。
久しぶりにお会いしたPIKAさんはポータブルの暖房機を用意して相変わらず抜かりがない。お元気そうだし例によって紳士的で穏やかな話しぶりに、この日の写真のできばえはともかく、ここに来て良かったと感じた。気になっていた線路際の雑草は昨年購入した大きめの脚立でクリアできそうだ。ただし、暖かくなって雑草が勢いを回復してきたら大脚立でも太刀打ちできないだろう。ギリギリ4月上旬までが勝負時と見た。この日の収穫はなし。今回の判断ミスを取り戻すべく、これからしばらくは北浦和詣でとなるかも。
ところで自分のハスキー製三脚は目一杯伸ばしても大脚立に見合うほど高くならない。小型の踏み台などをかませて高さを稼ぐアイディアをPIKAさんから伝授されたが、三脚を使用しないで手持ちで撮る方が物臭の自分としては楽。何しろ今の時期は寒くて手もかじかみ、三脚をセットするのも楽ではない。
その点、昨年大阪を離れる際に安価で入手したニコンの400ミリまでのズームレンズは、D7000に付ければ600ミリまでをカバーできるから、北浦和で自分が使うにはちょうど良い画角になる。初めて使用してみたが手ぶれを軽減する機能もあり、これほど便利なレンズを今まで使用しなかったことを恥じ入った。画質もなかなかのもの。ショートズームと2本あればほぼじゅうぶんだろうから、軽装で電車を利用して撮影に行くことも可能。年を取ってきたのだから旧来の考え方にとらわれないで、機動力を重視すべき時期かもしれない。すでにクレバーな方々はニコン、キヤノン問わず、そのクラスのレンズを使用しておられる。
帰りはガラガラの首都高速経由、40分という今までに最も短い所要時間で帰宅できた。
もうひとつ、この日はある友人からクレバーな相談を受けた。
ニコンが発表したD4は思っていたよりも劇的な進化を遂げておらず、また5桁の高感度など趣味の写真に使うこともないから、この際D4を買うよりも、まだ市場に出ているD3Sを安く(D4の発表でかなり安くなっているらしい)買った方が利口なのではないかといったもの。
言われてみればこの判断、つくづく当を得た考えだ。1200万画素が1600万画素になっても多分ほとんど変わることはないだろう。それよりもレンズを買ってトリミングする領域を減らした方が有効かもしれない。また自分も感じているように高感度領域がどれほど良くなっても、今の段階ではなるべく低感度で撮った方が画質は良いに決まっている。秒9コマが11コマになっても無駄なカットが増えるだけ。自分好みの角度というのはたくさん撮ったからと言っても、何枚もお気に入りのコマができるわけではない。ピント合わせも堅実なのは「置きピン」。ついでに言えばバッテリーも変わったし、ソニー製の次世代高速メモリーカード「XQDメモリーカード」もまだ安くはならないだろう。
以前、D3がD3Sに発展した際に、大阪で開かれたニコンの発表会で「今回のD3SはD4とネーミングしても良いだけ進歩した」と関係者が語っていたが、その程度の発展で製品名を変えるのは阿漕ではないかと思っていた。
D3SからD4への進化はネーミングを変えても当然とは思うが、実勢価格がボディのみ60万円に近いことを考慮すれば、この友人の考え方は至極まっとうな気がする。どうせ2年も経てばD4Sが出ることは間違いないし、プロカメラマンや私のような新しいもの好きでもない限り、よくよく考えて画素数に関して劇的進歩を達成するD800を待つのも手ではある。(もちろん高画素になれば、今までは看過できた多少のブレなどが目立ち、それなりの難しさを伴うが、それでもきっちり撮れた時には相応の満足感があるだろう)
すでに予約を入れてある自分のことは棚に上げ、この友人には「その通りだと思う」と答えてしまったことを告白しておかなければならない。
夕方、リフォーム工事の件で業者の方と最終段階のうち合わせ。鳥取からN氏が上京しているとの連絡をMa氏からいただいたが、昨年末からの約束でもありスケジュールをやりくりしてもらってのアポとあって、外すことができず残念ながらお会いすることができなかった。とにかくこれから2月上旬頃までは工事の関係で何かと慌ただしい。食事の支度ができない日が10日前後もあり、妻は外食を楽しみにしているようだが、単身赴任から帰ったばかりで家庭の味に飢えている自分としては早く平常の生活に戻って欲しい。
N様、せっかくの機会でしたが本当に申し訳ありませんでした。
9日の朝は曇天。おまけに今年初めて「あけぼの」牽引が双頭機から一般機の1051号機に交代したので〝朝練〟は早々にパス。同じEF641000番台なのに連結器周りの違いだけで、これだけ自分の関心が違ってしまう。好みの問題とはいえ大窓のEF58ばかりを選んで撮影していた時分を思い出す。ひとつ気になるのはこのところしばらく1052号機の姿を見かけないこと。以前はよく「あけぼの」撮影でめぐり会った機関車だが、昨年の7月16日以来、自分としては見かけなくなっている。一時は「これで双頭機に出会えるチャンスが高くなった」と喜んでいたが、その次は「全検入場中だろうから、出場してきたらピカピカのうちに撮っておこう」となり、最近は「どうしたのだろう。ひょっとして廃車?」と気になってきた。双頭機を撮る確率が高まるのは歓迎だが、どうなっているのか知っておきたい。どなたかご存知の方がいらっしゃれば是非、ご教示下さいますようお願いします。
朝8時半ごろから工事開始。前回に引き続き耐震補強の工事だ。今日は午後からリビングの壁も補強する予定。
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7日、浦和でEF510のカシオペア機を撮影する前に東十条で撮った「あけぼの」。雪が着いた連結器周りに目がいってしまって、上手く流すことができなかった。
今が日の出の最も遅い時期。無理に普通の走行シーンを狙わずに、露出の稼げる流し撮りの方が無難かもしれない。
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